Notionにシンプルなタスク表を作り、Claudeにタスクを足してもらう
Notionでタスク管理の表を作り込むのは楽しい作業です。実行する日、見積もりの時間、実際にかかった時間、優先度、分類……と列を足すうちに、気づくと入力だけで疲れてしまいます。私もそうでした。いくつかの管理法を同時に取り入れて列が増え、運用が重くなってきたので、日付や時間を測る列を思い切って削除しました。
この記事では、そのとき残した考え方をもとに、家の用事向けの最小のタスク表と、Claudeにタスクを足してもらう頼み方をまとめます。つなぎ方はClaude CodeからNotionを読み書きできるようにする(Notion MCPのつなぎ方)にあります。
列は5つで足りる
Notionのデータベースには、テキスト、選択、ステータス、日付など、さまざまなプロパティ(列)の種類があります(公式ヘルプの一覧より)。家の用事なら、次の5列で始められます。
| 列の名前 | プロパティの種類 | 入れるもの |
|---|---|---|
| タスク名 | タイトル(データベースの名前の列) | 電球を買う、粗大ごみを申し込む、など |
| 状態 | ステータス | 未着手 / 進行中 / 完了 |
| 期限 | 日付 | いつまでにやるか |
| 場所 | 選択 | 自宅 / 外出 / PC など(1つだけ選ぶ) |
| メモ | テキスト | 補足。品番、申込先の名前など |
公式ヘルプによると、ステータスは「未着手、進行中、完了」のカテゴリーに分けたタグで進み具合を追うプロパティで、日付は「日付または日付範囲(時刻は省略可能)」を入れられ、期限の管理に便利だと説明されています。選択は、リストから1つ選ぶタグです。列が少ないと、人が見て分かりやすいだけでなく、AIに頼むときも「どの列に何を入れるか」を迷わせずに済みます。
日付は「期限」1本にする
私が一番効果を感じたのは、日付の列を増やさなかったことです。「やる日」と「期限」を別々に持つと、どちらを見ればよいかを毎回考えることになり、片方が空のまま残ります。私は期限1本にして、繰り返しの用事も「次はいつやるか」を期限として持つようにしました。
列を増やす前に考えること
- 1. 入力するタスクを足すとき、毎回埋める列は何か
- 2. 見るその列を、ビューで本当に見ているか
- 3. 減らす見ていない列、埋めない列は削除する
Claudeにタスクを足してもらう
Notion MCPでは、公式ドキュメントによると、ページを作る notion-create-pages、ページの内容や項目を変える notion-update-page、データベースを検索・取得する notion-query-data-sources や notion-fetch などが使えます。また、操作できるのは、承認した本人がもともと見られる範囲に限られます。頼み方は、普段の言葉で構いません。
明日までに電球を買う、をタスクに足して。場所は「外出」、メモは「玄関のLED、E26口金」。
今週期限で、まだ完了していないタスクを期限の早い順に一覧にして。
粗大ごみの申し込みのメモに、受付番号を書き足して。
「明日」「今週」のような言い方は、AIが今日の日付を基準に具体的な日付へ直して入れます。足した後に「何という期限で入れたか」を答えてもらうと、日付の取り違えに気づきやすくなります。確実なのは、書き込みを読み返すことです(読み返し方はAIにNotionへ書き込ませたら、必ず読み返させる(改行・文字化け・リンクの崩れの確かめ方)に書きました)。
AIに任せない部分を決める
私が痛い目を見たのは、人が付けた状態をAIに書き直させたときでした。別の自動処理で、「チェックの状態は引き継いで」と頼んでも、AIがチェックを勝手に付け替え、しかも「変更なし」と報告しました。それ以来、人が操作する状態は、AIに作り直させないことにしています。
- タスクの追加、メモの追記、期限の提案はAIに頼んでよい
- 「完了」にするのは自分。AIには「完了にして」と明示したときだけ頼む
- 既存の行の状態や期限を変えさせるときは、変える行を指定し、変更前後を報告させる
ビューで「今やること」を見る
データベースには、見せ方を変えるビューを追加できます。公式ヘルプでは、データベース名や既存のビューの横にある「+」から、新しいビューを作れると説明されています。ビューの設定からはプロパティを選んでフィルターをかけられるので、「状態が完了ではない」で絞り込み、「期限」の昇順に並べると、近いものから順に見られます。
なお、Notion APIのデータベース検索には、日付の条件として this_week(今週)や next_week(来週)などが用意されています。ただし私の環境では、2026年8月に試したとき、MCP経由でビューを作る際に「今日」のような相対日付のフィルターを指定できませんでした。画面とAPIとMCPでできることは別物なので、ビューの条件はどこで設定するかを分けて考えてください。
まとめ
- 列は「タスク名・状態・期限・場所・メモ」の5つから始め、埋めない列は削除する
- 日付は期限1本にして、繰り返しの用事も「次の期限」で持つ
- AIには追加と追記を頼み、「完了」にするのは自分で行う
- 頼んだ後は読み返して、期限などが意図どおりか確かめる